以前腰痛で来店された方が
背部痛にて8日に来店された。
息を吸うと背中が痛むとの事。
肋間神経痛かと思ったが、胸椎の異常は無い。
肋骨を拡張させ広背筋を処理し、
何とか痛みは軽くなったが、
まだ痛みが残ると言う。
痛みの場所が下の方と言うのだ。
左側の胸椎11,12、腰椎1,2番辺りで
脊柱から3側ほど。
腎臓からの痛みでは無かろうか。
しかし、吸気の時に痛みが出るものなのか?
腹部の横隔膜を触診するも、痛みは無い。
照海に強い圧痛と腹部の腎臓反射点にも圧痛を確認。
うつ伏せの状態にすると、お腹の痛みも出て来たと言う。
やはり腎臓の可能性だろうか。
痛みが少し残るので、念の為に
9日に掛かり付けの病院で検査をする事を約束頂いた。
異常なしと診断されれば、次は施術方法を変えて行く。
問題なのが、痛みが軽くなった事で、
病院へは行かない事だ。対処が遅れて
その間に潜んでいる病状が進行する事も考えられる。
静かな臓器と呼ばれる所以である。
そうなると、良くない考え方だが、
下手に痛みを取らなければ良かったのか
とも思ってしまう。
ただでさえ病院へは行きたがらない方だ。
痛みが残ると自分の対応に落ち度があったのか
など考えてしまう。
ブログで良い事ばかり書いても、その術者は
本物か?本当にミスの起きない店なのか?
かえって怪しいモンである。
自分でも納得行かなかった事や
失敗例も書いて行く。
失敗を重ねて来たからこそ今の自分があると思っています。
失敗があってこそ、より安全で的確な施術を
提供出来ると思っています。
9日の検査結果が分かり次第、
ブログにまた書いて行きます。