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対応出来なかった腰痛の例

先日、下肢の痺れが出ている新規の患者さんに来店頂いたのですが、

 

検査上は「腰椎椎間板ヘルニアによる下肢の痺れ」なんですね。

 

そこで、腰椎の調整の他、筋膜による症状の軽減など

 

一連の施術は行ったのですが、症状が残っているのです。

 

考えられる事では、椎間板の中に髄核と呼ばれるゲル状組織があります。

 

本来、骨と骨の間にある椎間板そのものがクッションの役目をするのでは無く、

 

このゲル状組織である髄核がクッションの役目をし、衝撃を吸収します。

 

髄核が飛び出たヘルニアが脱出型ヘルニアとなるのですが、

 

まれに、この髄核が神経根の部分にガッチリ挟まれて、

 

外れないケースがあると。

 

通常、手術を回避出来た患者さんが多いのですが、

 

この様なケースだと外科的な処置となる事が多いのです。

 

病院の方で検査を行った上で、中の状態はハッキリするはずですが、

 

得意とする腰痛や下肢の痺れの症状が消せない事もあります。

 

良い事ばかり書いて、この店は大丈夫なのか?と

 

不安を抱かせる事はしません。

 

なるべく患者さんとピースサインする写真は撮りません。

 

行って良い店なのかどうか、そこが大事ですよね。

 

療術の世界も限界はあります。

 

ですが、出来る事をしっかりやって行くだけです。

 

また上手く行かない事も書いて行きます。

 

今日も頑張ります!!!