昨日の患者さんで、頸椎の手術をなさってて、
仰向けの状態で枕を外すと、頭が床面に全く着かないんですね。
今まで色んな患者さんの首を見て来ましたが、
整体の仕事をやって来て、こんな事は初めてでした。
高齢者の方なので、手術はもう、何十年も前の事で
当時住んでた関西の方での病院だそうで、
当時の見解がそうだったのでしょう。
今となっては色々言っても仕方無いのですが、
とりあえず痺れと手の力が入りにくい
膝が痛くて、腰も痛い。ついでに足も痺れて
手術箇所は頸椎、胸椎、腰椎の3か所!!!
との事で、
やれる事をやらないと・・。
本人が一番大変なのですし。
で、頭部の左右の動きと上下も制限が掛かって下を向けません。
本当にヒドイ! つまり、食事も大変な訳です。
恐らく頸椎1番まで、手を加えられている様な、
2,3番辺りまで棘突起が触れません。恐らく削られている様で
それでも何とか、15度程度でしょうか、ほんの少し横を
向ける様になり、肩甲骨の位置も狂っていたので、鎖骨を中心に
肩甲上腕関節に動きを付け、頭骨神経障害の疑いもあるので
橈骨に動きを付けて、仰向けのまま膝と腰の痛みも取りました。
これで時間いっぱいです。まだ歩行には杖が必要で、
大分違うと次回の予約を頂きましたが、
もう少し首が何とかなればと思っています。
PIT療術院、実はコレ首が全てなんです。
ヘタをすれば車椅子生活になりかねない
失敗は許されない場所ですが、
詳しいことはまたいつか・・。